ドラ映画見てきた・・・が

ドラえもん緑の巨人伝」見てきた。
正直、評価し辛いなぁ。

以下ネタバレあるかも。



監督が渡辺歩なんでアットホームな描写は凄い上手い。
最初の30分くらい、しずか、ジャイアンスネ夫が出ずに
野比家だけでキー坊との交流を描くとか、意欲的なこともやってるし、
(正直、このまま2時間こんな展開でも良いんじゃないかと思いながら見てた)
最初と最後を見れば、しっかり元になったエピソード「さらばキー坊」の
劇場版になる様に、その点だけに絞れば上手く纏まってる。
ゲストヒロイン・リーレのキャラも気に入ったし(白タイツって良いよね!)、
リーレとキー坊の追いかけっこは見てて楽しかった。
トムとジェリーに手塚テイストを混ぜたものと思いねぇ)
パパとママがのび太の名前を付けるシーンは反則だ!

でも、なんか中盤以降、地球に戻ってからがなんだかなあ、と。
なぜ巨人を動かせるのがキー坊だったのか?
結局緑アンテナって?とか結構重要な所を台詞でなく
演出でしか見せようとしてなかった気がする。もう少し解りやすいほうが好みなのだわ。
後、秘密道具をほとんど使ってないから、ドラがいらない子に。
大長編の面白さの一つに道具の使い方というのもあると思ってるので
このあたりは何とかしてほしかった。
あと、何かジブリで見た様なシーンが…
のび太、キー坊の幻の大技
・キー坊を拾い上げる!チャンスは一度きりだ!
巨神兵チックなレーザー&爆発


うーむ、色々惜しい映画であった。